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★滑舌のためのレッスンテキスト_Part2★

滑舌のための基礎レッスンテキスト②

 

この記事では、『発声と滑舌』の練習によく用いられる

詩人・歌人・童謡作家である北原白秋の『あいうえおの歌』を載せます。

 

アイウエオ カキクケコ・・・の部分は、区切って『腹式発声』の要領で行ってください。

 

ポイントはテンポよくリズミカルに行うことです。

 

水馬赤いな ア・イ・ウ・エ・オ

あめんぼ あかいな ア・イ・ウ・エ・オ

浮藻に小蝦も およいでる

うきもに こえびも およいでる 

 

柿の木 栗の木 カ・キ・ク・ケ・コ

かきのき くりのき カ・キ・ク・ケ・コ

啄木鳥 こつこつ 枯れけやき

きつつき こつこつ かれけやき

 

大角豆に酢をかけ サ・シ・ス・セ・ソ

ささげに すをかけ サ・シ・ス・セ・ソ

その魚 浅瀬で 刺しました

そのうお あさせで さしました

 

立ちましょ喇叭で タ・チ・ツ・テ・ト

たちましょ らっぱで タ・チ・ツ・テ・ト

トテトテタッタと 飛び立った

トテトテ タッタと とびたった

 

蛞蝓のろのろ ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ

なめくじ のろのろ ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ

納戸にぬめって なにねばる

なんどに ぬめって なにねばる

 

鳩ぽっぽ ほろほろ ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ

はとぽっぽ ほろほろ ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ

日向のお部屋にゃ 笛を吹く

ひなたの おへやにゃ ふえをふく

 

蝸牛 螺旋巻 マ・ミ・ム・メ・モ

まいまい ねじまき マ・ミ・ム・メ・モ

梅の実落ちても 見もしまい

うめのみ おちても みもしまい

 

焼栗 ゆで栗 ヤ・イ・ユ・エ・ヨ

やきぐり ゆでぐり ヤイ・・ユ・エ・ヨ

山田に灯のつく 宵の家

やまだに ひのつく よいのいえ

 

雷鳥は寒かろ ラ・リ・ル・レ・ロ

らいちょうは さむかろ ラ・リ・ル・レ・ロ

蓮花が咲いたら、瑠璃の鳥

れんげが さいたら るりのとり

 

わいわい わっしょい ワ・ヰ・ウ・ヱ・ヲ

わいわい わっしょい ワ・イ・ウ・エ・ヲ

植木屋 井戸換へ お祭だ

うえきや いどがえ おまつりだ

 

一通り練習ができたら、声の出せるところで声を出して練習してください。

 

声を出すポイントは、『腹式発声』の時に、お腹に手をのせて練習をしたと思いますが、息を吸って、お腹にしっかりと空気を溜めて止めた後に、その手に力を入れてお腹(おへその上あたり:ツボでいう丹田のあたり)をしっかりと押しながらその手をお腹で押し返すときに声を出してみてください。

※楽に声を出していた状態でお腹にしっかりと力が入れば声は大きくなります。

※この時、肩に力が入らないように注意してください。

 

声が、地面を這うようなイメージで声を出すようにしてください。

力みすぎると胸や肩、首に力が入って詰まった音になったり、安定しない音になってしまうので注意してください。

※発声の音は、普段話している声よりも多少低い音になると思います。

 

しっかりと出ているか不安な方は、音声ファイルをアップしていただければ時間を見て確認させていただきます。

 

ここまできたら、『声を出す』『ハッキリと話す』の基本はOKです。

※しっかりとできているか不安な方は、コメントをいただければと思います。

みなさん、あきらめないで、『腹式呼吸』と『口の開閉運動』は毎日行ってください。

 

ファイトです!!!!!