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★感情表現のベース_part4『怒』の表現例と『演技プラン』★

『怒』の感情の表現例について

 

この記事では、もっとも伝えたい『怒り』の感情から設定を考える『演技プラン』で、キャラクターを活かした表現の仕方の参考例をご紹介します。

 

詐欺にあって貯めておいたお金を取られて怒る』の表現の参考例

◎内向的な人の場合

 

★演技プランを考えてみましょう★

表現する前に考えるポイント1

①どのような『怒り方』が見ている人に強く伝わるかを考えてください。

→ここでは、内向的な人を設定しているので、例として、

 内にため込む人が一気に爆発する怒り方で行うことにします。

 

表現する前に考えるポイント2

①内向的な人が引っ掛かりやすいと思われる『詐欺行為』と

『凄い怒りがこみ上げる』を検討して設定を考えてください。

→ここでは、結婚詐欺師に借金までして貢いでしまった設定にしてみます。

 

②『怒りの感情』を強いものにするため、取られたお金が

 とても大切なお金として設定してください。

→ここでは、母子家庭だった母が、内向的なあなたを心配して

 残してくれた生命保険のお金とします。

 

表現する前に考えるポイント3

①内向的なキャラクターを設定する

 ・あなたの容姿をポイントに考えてください。

→ここでは、容姿が美しくない設定で考えてみます。

 容姿が美しくないからこそ、また、母子家庭で育ってきたからこそ

 心が美しく優しいというキャラクター設定にしてみます。 

 

②キャラクターを意識した『怒り方』を決める。

 ・流れを作るうえで最初に設定した感情表現でよいか検討する。 

→一番最初に設定した、内にため込む人が自分のふがいなさに

 怒りが込み上げ、相手よりも自分に対する怒りが一気に爆発する。

 さらに、母を想う気持ちもいれて泣きながら怒る設定にします。

 ※設定は、何度も思案することでより良い表現になりますよ(^▽^)/

 

表現する前に考えるポイント4

①『怒り』が引き立つような場所・方法の設定を決める。

→「仏壇の前」「母の写真立ての前」「相手の電話が、

  現在使われていません。のメッセージとなる」など・・・

 できるだけ具体的な設定を考えてください。

  

②「詐欺」と知った瞬間、自分の行動がどうなるかをイメージする。

→「呆然とする」「時間が止まる」「目が回りだす」など・・・

 瞬間の表現を意識してください。この表現をしっかりと

 設定することは、『怒り』の表現を際立たせるポイントになります。

 

表現する前に考えるポイント5

①『喜び』の瞬間を引き立たせるために、「詐欺」かなと不安に思う表現も

 設定してください。

 ・これも内向的というキャラクターを意識した表現で考えてください。

→例えば、電話のメッセージをきいている間に「震えが来る」など・・・

 「詐欺」と知る瞬間へとつながる表現が加わるとさらに引きつ行ける

 表現となります。  

 

以上のポイントを決めたら、ポイントの1~5を踏まえて設定した通りに、イメージをつなぎ合わせてください。

※ここでの注意点として、あまり複雑にならないシンプルな流れにすることです。

※時間があれば、下記のつなぎ合わせた例を見る前に、自分で考えてみたものと

 下記の例を比べながらシンプルな流れを考えてみることも良いと思います。

 

<展開例> 

→ ①携帯で電話をかける。

  ②電話がかかると同時に表情が曇り、震えだす

  ③震えながら「使われていない・・・」とつぶやき電話を切る。

  ④呆然としながら、仏壇の前でおりんを鳴らす。

  ⑤仏壇をじっと見つめながら「お母さんごめん。騙された・・・」と

   申し訳なさそうに謝る。

  ⑥服の裾を握りしめながら、悔しそうに「お母さんが残してくれたお金・・・」

  ⑦歯を食いしばりながら、「騙されるなんて・・・」

   自分のふがいなさに怒りが込み上げてくる。

  ⑧震えながら握った拳で自分の足をたたきながら。「馬鹿、馬鹿・・・」と

   徐々に声を大きくしながら、「なんてバカなんだ・・・」と大声で叫び、

   仏壇に向かって大泣きしながら謝り続ける。

 

※イメージをつなぎ合わせるときの注意点として、感情が変化する部分

 (特に赤字の部分)の表現をしっかりと考え、その感情が引き立つような

 表現を加えながら考えてください。

 

 

表現の最大のポイントは?

『怒り』の感情が際立つように、観る人、聴く人に、自分が表現した後にどのような気持ちになっていただきたいかを考えることです。伝わった時、必ず手ごたえ、実感がわくはずです。

 

上記の表現の最大のポイントを意識して、他の『怒』の参考例も試してみてください。

※自分の表現をスマホなどで撮影して、

 「イメージ通りになっているか?」

 「『怒り』が伝わってくるか?」

 を確認して、時間の許す限りこだわってみてください。

  

人の心を動かす表現は、伝えたいと思う気持ちの大きさに比例する表現です。

 

みなさん、ファイト!!!!!です。