実践的な腹式呼吸
『腹式呼吸』の練習はいかがですが?
この呼吸法をマスターすると、運動などした後に呼吸を整えるのにも効果的ですよ!
腹式呼吸の方法_Part1で・・・
①手をお腹の上に乗せ、息を鼻から吸って、しっかりとお腹を膨らませます。
②息を吸ったら、一度息を止めます。
③手でお腹を押さえるようにします。この時、腹筋に力が入るまで抑えてください。
④お腹に力が入ったら、ゆっくりと声を出さずに、「す」を発音する口で、ゆっくりと吐いてください。
以上のことを記しましたが、今回は、ちょっと実践的な『腹式呼吸』の練習方法を記したいと思います。
この練習は、『腹式発声練習』にも使えますので行ってみてください。
上記の要領で、腹式での呼吸ができるようになったら、『腹式発声』のための準備をします。
それは、『息を短く吐く練習』です。
足を肩幅に開き、まっすぐに立ってください。
立ったら両肩をすくめるように力を入れながら上にしっかりと上げて、一気に力を抜いて下げてください。
上記の動きを肩の力が抜けた状態で、数回繰り返し行ってください。
まずは、この姿勢で『腹式呼吸』を行ってください。
息を5秒で鼻から吸って(鼻呼吸)
3秒止めて、手でお腹を押して、腹筋に力が入るようにしてください。
そして、15秒以上で吐く(この時、息をしっかりと吐き切って下さい。)
『腹式呼吸』を10回程度繰り返し行い、確認してください。
次に、『息を短く吐く練習』を行います。
姿勢は上記と同じ状態で、手はお腹の上に置いてください。
息は『吹き矢』を吹く要領で短く「ふっ!」「ふっ!」「ふっ!」と吐きます。
※この時、吐いたときに腹筋に力が入っていることを確認してください。
同時に、肩に力が入っていないかも確認してください。
息を吸ったときに肩が上がっているようだと『胸式呼吸』に
なってしまいますので注意してくださいね。
上記の練習ができれば、『腹式呼吸』はOKです。
加えて『腹式発声の準備』もバッチリです。
次回は、『腹式発声』について記します。
みなさん、ファイトです!!!!!