腹式呼吸は声を出す基本形です。
参考までに、『腹式呼吸』について記しておきますね。
『腹式呼吸』は、息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いた時にお腹がへこむ呼吸法です。
『腹式呼吸』の重要性は 『腹式呼吸って?』で記しましたがamkame.hatenablog.com
声を使って表現する方には不可欠な呼吸法です。
では、どのような呼吸法が『腹式呼吸』となるのか記していきましょう。
それは、寝ているときに行っている呼吸がほとんど『腹式呼吸』なっています。
できれば、実際に寝て行ってください。
吸うときは『鼻呼吸』で行ってください。
『鼻呼吸』とは、鼻から息を吸って、口から吐く呼吸です。
・お腹に軽く手を乗せてください。
・そのまま、何も意識せず呼吸を行ってください。
・数回行って、息を吸ったときと吐いたときに手がどうなっているかを確かめてみてください。
- 息を吸ったときに→お腹が膨らんで手が持ち上がる
- 息を吐いたときに→お腹がへこむ
上記のようになっていれば、それが『腹式呼吸』です。
実際には、寝ているときの要領で、吸った息をお腹にためて、腹筋と背筋を使って吐くという練習が必要になります。
はじめは寝ながらでOKですので練習してみてください。
①手をお腹の上に乗せ、息を鼻から吸って、しっかりとお腹を膨らませます。
※この時、お腹があまり膨らまないようでしたら、強引に膨らませてもOKです。
お腹が膨らむことを身体に覚えこませてから、しっかりと行えるようになれば
大丈夫です。
②息を吸ったら、一度息を止めます。
③手でお腹を押さえるようにします。この時、腹筋に力が入るまで抑えてください。
※力の加減は、腹筋に力が入ればOKです。
④お腹に力が入ったら、ゆっくりと声を出さずに、「す」を発音する口で、ゆっくりと吐いてください。
※息は吐き切るようにして、吸ったときしっかりと息がおなかに
溜まるようにしてください
★時間の目安としては、
- 5秒で吸って
- 3秒止めて
- 15秒で吐く
この練習を練る前に行ってみてください。回数はみなさんのできる回数でOKです。
できるようになったら・・・
- 1秒で吸って
- 1秒止めて
- 30秒で吐く
を目標に練習してみてください。
次回は、実践的な『腹式呼吸』について記します。
みなさん、ファイトです!!!!!